
私たちは「地域に根ざした、患者さんと心かよいあう薬局」をモットーに、患者さんや地域の皆さんに信頼される薬局づくりに努めています。また、全日本民主医療機関連合会に加盟し、患者さんの立場に立った地域医療発展のため、医療・介護に携わる他の職種の方や地域住民の皆さんと協力しあい、地域ぐるみで保健予防活動に取り組んでいます。
●患者さん・地域の皆さんの立場に立ったサービス提供
2008年に全事業所がISO9001の認証を取得しました。数少ない「グローバルスタンダード(国際標準)に立った質の高いサービスの提供」を実践する薬局法人です。毎年1月に全薬局で実施する患者アンケートで頂いたご指摘、ご要望は次年度の目標(店舗、個人)に具体的に反映させ、実現を目指します。その一例としては、待ち時間対策、プライバシー保護に配慮した渡薬カウンターの改装、キッズコーナーの設置などがあります。これからも、私たちは患者さん・地域の皆さんのニーズに沿った店舗作りを進めてまいります。
●在宅医療への取り組み
高齢化、お年寄りの独居、老老介護の増加などにより、在宅医療のニーズが高まっています。
私たちは在宅訪問服薬指導にも積極的に取り組み、在宅での薬の適正使用管理、QOLの維持・向上をサポートしています。
●医療機関、介護事業所との連携
薬の適正使用を進める上で、医療機関との連携は不可欠です。薬物治療に関する疑問や副作用情報など重要なものは医療機関に連絡したり、他職種合同のカンファレンスへ参加するなど、チーム医療の中で専門性を発揮します。また、他職種と関わることは、薬剤師のスキルアップにもつながります。
●研修、研究を通した資質向上
私たちは日々現場において、薬剤師としての技術・実践力を養うと同時に、患者さんに信頼される医療人として成長することを目指した研修を実施しています。その内容は病院薬剤師と合同で行うもの、病院等で他職種とともに行うもの、経験年数に応じたもの等さまざまです。
私たちはスタッフそれぞれが目標を持って学び、成長する姿勢を大切にしています。
私たち民医連は、無差別・平等の医療と福祉の実現をめざす組織です。
戦後の荒廃のなか、無産者診療所の歴史を受けつぎ、医療従事者と労働者・農民・地域の人びとが、各地で「民主診療所」をつくりました。そして1953年、「働くひとびとの医療機関」として全日本民主医療機関連合会を結成しました。
私たちは、いのちの平等を掲げ、地域住民の切実な要求に応える医療を実践し、介護と福祉の事業へ活動を広げてきました。患者の立場に立った親切でよい医療をすすめ、生活と労働から疾病をとらえ、いのちや健康にかかわるその時代の社会問題にとりくんできました。また、共同組織と共に生活向上と社会保障の拡充、平和と民主主義の実現のために運動してきました。
私たちは、営利を目的とせず、事業所の集団所有を確立し、民主的運営をめざして活動しています。
日本国憲法は、国民主権と平和的生存権を謳い、基本的人権を人類の多年にわたる自由獲得の成果であり永久に侵すことのできない普遍的権利と定めています。
私たちは、この憲法の理念を高く掲げ、これまでの歩みをさらに発展させ、すべての人が等しく尊重される社会をめざします。
一. 人権を尊重し、共同のいとなみとしての医療と介護・福祉をすすめ、人びとのいのちと健康を守ります
一. 地域・職域の人びとと共に、医療機関、福祉施設などとの連携を強め、安心して住み続けられるまちづくりをすすめます
一. 学問の自由を尊重し、学術・文化の発展に努め、地域と共に歩む人間性豊かな専門職を育成します
一. 科学的で民主的な管理と運営を貫き、事業所を守り、医療、介護・福祉従事者の生活の向上と権利の確立をめざします
一. 国と企業の責任を明確にし、権利としての社会保障の実現のためにたたかいます
一. 人類の生命と健康を破壊する一切の戦争政策に反対し、核兵器をなくし、平和と環境を守ります
私たちは、この目標を実現するために、多くの個人・団体と手を結び、国際交流をはかり、共同組織と力をあわせて活動します。
2010年2月27日
全日本民主医療機関連合会
第39回定期総会